別府市駅前町のスーパーホテル1階にできたてのクラフトビールが味わえる「別府ブルワリー」が26日オープンする。醸造所とビアレストランが一体となった別府で初めての施設。金永欽代表は「別府観光の表玄関に位置する場所で地元の活性化に役立ちたい。土産品としても売り出します。別府の新名所と呼ばれるよう頑張る」と話している。
スーパーホテル1階にテナントを誘致する計画だったが、コロナ禍のため白紙になり、それなら自分でやろうと、金代表が2020年から2年がかりで実現した。
醸造所のタンクは1回に700リットル仕込むことができる。3種類のクラフトビールを味わうことができ「湯あがりペイルエール」はラガビールに近い軽い味わい。「別府オニIPA」はホップをきかせた苦みが特長。「別府カボスヴァイツェン」カボスを材料として加えているためカボスの風味がする。3種類ともグラス売り、ボトル売りとも600円。
レストランで提供する料理は大分とり天バーガー(千円)、宮崎地鶏の炭火焼き(千円)、バッファローウイングブルーチーズ添え(880円)、ジャークチキン(780円)、大分から揚げ(580円)とビールに合うチキンがメイン。
オープンを前に20日、報道関係者向けの店舗お披露目・試食会があった。