別府市は、まちづくりに関する市民意識調査を行う。これまで、総合計画等を策定する際に行ってきたが、年々、社会情勢が急激に変化する中で、より市民ニーズを的確に捉え、各種施策に生かすため、今年度から、毎年実施することにした。
アンケートは、無作為に抽出した18際以上の市民2千人が対象。すでに発送済み。20日までに回答をしてもらい、結果を分析して公表する予定。無記名回答で、統計処理を行うため個人が特定されることはない。
アンケートでは、別府市の施策における、観光・産業、健康・福祉、子育て・教育、都市基盤、環境・くらし、コミュニティ・協働、行政運営について、満足度と重要度を5段階評価してもらうと共に、各施策への要望を書く欄を設けた。
また、個別施策では、地域交通、防災、公園、市役所の窓口についての意見もきいている。他にも、「別府市」への思いや幸福度などについても質問。
長野恭紘別府市長は、昨年12月の定例会見の中で「コロナ禍の中で、市民ニーズを的確に捉え、対応していくため、市民の意向を把握する手段の1つとして継続する。結果は真摯に受け止め、市民に寄り添う市政の実現に向け、住んで良かった、これからも住み続けたいと実感できる、満足度の高い行政サービスにつなげていきたい」とした。
回答は、郵送またはインターネットで受け付けている。市では、より多くの人の意見を聴くため、アンケートが届いた人には、回答への協力を呼びかけている。