令和5年度大学入学共通テストが14日から、全国870会場で一斉に始まった。15日まで。実施全国の志願者は51万2581人で、前年と比べ1万7786人減。
大分県内は、大分大学、日本文理大学、別府大学、立命館アジア太平洋大学の4会場で試験が行われ、3447人(対前年比107人減)が志願している。
別府大学会場では、378人が受験。控室から教室に移動した受験者は参考書などを見直したり、目をつぶり集中したり、心を落ち着かせようとする姿が見られた。試験開始のチャイムが鳴ると、受験生らは一斉に問題を解き始め、室内には問題を解く鉛筆の音だけが大きく響いた。
また今年も新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から、入室時に手指消毒、マスク着用、休憩中は換気のために窓を開けるなどを行った。
28、29日、大分県立看護科学大学で新型コロナウイルス感染症の影響に伴う学業の遅れを在学する学校長に認められた者及び14、15日に実施する試験の追試験を受験する者を対象として試験が行われる。
14、28日は地理歴史・公民、国語、外国語(英語のみリスニングあり)。15、29日は、理科①、数学①、数学②、理科②の順番で行われる。