別府市駅前町の明石文昭堂は昨年7月に創立95周年を迎え、社長を明石泰信氏(67)から息子の明石耕司氏(40)にバトンタッチ、泰信氏は会長に就任した。泰信氏が明石の3代目、耕司氏が4代目に当たる。
これを記念して店内に今年6月までの1年間、95周年コーナーを設置。限定万年筆セット「湯けむりミストブルー」(4万円)を販売している。明石のオリジナルインク15色を用意、その中でも湯けむりミストブルーは別府の湯けむり越しに見える美しい山々や空をイメージしたさわやかなブルー。
このほか、竹包みのペーパーカップホルダー(2420円)、ペーパーウエイト(2750円)、竹鈴キーホルダー(1100円)がある。竹鈴キーホルダーは大分空港やこのほどオープンした地獄温泉ミュージアムでも買える。別府大学とコラボしたボールペン(1650円)、マスキングテープ(385円)もある。
オリジナルのバッグ、インク、限定万年筆セットは別府市のふるさと納税返礼品になっている。
明石会長は「皆さまのおかげで95周年を迎えることができました。次の節目の100周年に向けて企業努力してゆきます」と話す。