大分県は、令和4年の宿泊客等の動向について、速報値を発表。延べ宿泊者数は361万2598人で、前年と比べ43・3%増えた。一方で、コロナ禍前の令和元年と比べると26・1%減で、依然としてコロナ禍前の水準には届いていない。
うち、日本人客は351万3411人(対前年比40・1%増)。出発地別では、福岡県が最も多く107万1078人。ついで、県内57万8996人、その他九州・沖縄55万891人、関東53万3603人、近畿29万2193人、中国21万8218人、中部14万3165人、四国7万5451人、東北・北海道4万9806人となっている。
外国人宿泊客は、9万9187人(同738・9%増)。出発国別では、韓国5万6028人、その他アジア1万298人、香港8724人、タイ8150人、その他外国9129人、台湾4700人、中国2158人。
昨年10月から海外からの観光目的での入国規制が緩和されたことや、全国旅行支援も始まり、年末年始も行動制限がなかったこともあり、観光客は少しずつ戻っている感がある。
有料観光施設(29施設)の入場客動向は、521万378人だった。