小野和美氏が市議選へ

別府市議選立候補を決めた小野和美氏

 別府商工会議所青年部に入会していたとき、長野恭紘別府市長と出逢って政治に興味を持った。別府市上人ケ浜町の小野和美氏(47)が今春の別府市議選に立候補することを決めた。
 小野氏は別府出身、別府商業高校を卒業。鶴見台病院で医療事務に従事した後、平和商事の化粧品部門部長を勤めた。母親が営んで30年続いた串揚げ御馳家の代表。
 会議所青年部研修委員会副委員長のとき、同じ年で委員長だった長野氏と出逢った。その後、長野氏は市長選に当選した。「あきらめない姿勢に共感を持ちました。人が代われば街は元気になると感じた」と話す。青年部活動に没頭し、会員拡大委員長、副会長を務めて令和2年に卒業した。
 立候補の動機を「40代、30代の若い人たちは政治に関心が少ない。市政は一番身近な政治であり、当選できたら若者と市政の掛け橋になりたい。私も4歳の子どもがいます。子育て支援の充実を市に働きかけたい」と語った。