別府市とファイテンが連携協定

新湯治・ウェルネスツーリズムの推進に向けて協定を結んだ

 別府市とファイテン株式会社(平野好宏代表取締役、本社・京都)は6日午後2時、市保健センターで包括連携協定の締結式を行った。
 ファイテンは、健康食品や健康グッズ、スポーツ関連商品等の製造・販売を行っている。相互に協力して、別府市民や観光客の心身の健康に寄与し、地方創生の推進、新湯治・ウェルネスツーリズム構想の実現に向けた取り組みを行う。温泉がもつ健康に資する力を活用することで、心身の健康を支援したり食による健康づくりなど必要とする事項について、協議をして推進する。
 平野社長と長野恭紘別府市長が協定書に署名。平野社長は「素晴らしいご縁で、心から喜んでいます。別府という知名度のある所で色々とチャレンジできることは、ありがたい。スポーツ用品メーカーのようなイメージを持たれていますが、健康とのつながりも強い。連携することで、健康=ファイテンが伝わればと思う」とあいさつ。
 長野市長は「別府市が推進している分野で、協定が結べて感謝しています。様々な知見を持っていらっしゃるので、共有できる部分は共有し、市民や観光客の幸せに寄り添う町になれるように力添えをいただきたい」と述べた。