別府市末広町の内田病院のサービス付高齢者向け住宅「つどい」に入居している、脇坂松子さんが1月12日に100歳の誕生日を迎え、2月10日午後3時15分、長野恭紘別府市長がお祝いに訪れた。
脇坂さんは宮崎県出身で、郵便配達の仕事をしていた。結婚を機に別府市に移り住み、うどんや餅の製造・販売や大工の仕事を手伝っていた。その後、旅館などもに勤めた。デイサービスに通っていた縁で、5年ほど前から「つどい」に入居している。この日は、子どもや孫、ひ孫も訪れて、みんなで長寿を祝った。
長野市長が表彰状やお祝い金を手渡して「沢山の人が来てくれて、うれしいですね。これからも元気でいてください」と声をかけた。脇坂さんは「病気するヒマがない。あっという間に100歳になった。最高に幸せ。みなさん、ありがとうございます」と笑顔で話した。何事にも感謝の気持ちをもち、職員にもいつも「ありがとう」と声をかけているという。
ひ孫からお祝いのメッセージブックや花束を渡されて、笑顔が耐えない脇坂さんだった。
市内の100歳以上は、脇坂さんを含めて115人(女性104人、男性11人)となった。