神奈川県で開催された全国健康福祉祭「ねんりんピック」の写真の部で岡崎光夫さん(79)が全国2位となる神奈川県知事賞を受賞。6日午前11時15分、長野恭紘別府市長に報告をした。
岡崎さんは60歳の時から写真を始め、現在は「べっぷ写友会」に所属して撮影会などに参加している。今回の受賞作品も同会の撮影会で2019年秋に北九州市到津の森公園で撮った1枚。マンドリルのオスとメスの仲良い姿が写されていて、ささやきかけるようなしぐさを捉えた。手前にはオリもあるため、望遠レンズを使うなどのテクニックを駆使したという。タイトルは「ラブコール」。
報告会には、べっぷ写友会の野井正博会長、安部博事務局長らも同席した。
岡崎さんは「(受賞を聞いて)最初は、とてもびっくりしました。こんなに大きな賞をいただいたことはなかったので。動物を撮るのが特に好きです。目の輝きや動作が楽しい。メスがちょうどささやきかけているように見えた。いろんなものに興味があり、その時にしか出会えないものを撮るのがいい」と話した。
長野市長は「仲睦まじい感じが出ていて、素晴らしい写真ですね」と述べた。