3月3日の「ひな祭り(桃の節句)」を前に11日から3月12日まで、杵築市で「城下町杵築散策とひいなめぐり」が、日出町で「海の城下町ひじ雛めぐり」がそれぞれ開催されている。
杵築市では城下町エリアと山香エリア合わせて26会場でひいなめぐりが楽しめる。江戸時代から伝わるひな人形や手作り人形を見ることが出来る。各会場にスタンプを設置して、スタンプラリーを開催。20カ所以上集めたらひいなめぐり賞(1万5千円相当、3人)、15カ所以上で小京都賞(1万円相当、5人)、10カ所以上で城下町翔(3千円相当、15人)として、抽選で杵築ブランド認定品などが当たる。
8店舗では、限定メニューが味わえる他、杵築商工会議所青年部による企画の人力自転車の運行を26日、3月5、12日午前11時から3つのコースで実施。3月5日午後3時からは、酢屋の坂下広場ステージでひいな餅まきを予定している。
きつき小町会のイベントとして、3月5日午前11時から、野上家でパン・スイーツマルシェ、パネルシアター、映画鑑賞をおこなう。3月11日午後1時から、安住寺で人形供養(有料)など、様々なイベントが企画されている。問い合わせは杵築市観光協会(電話0978・63・6100)へ。
日出町では、18会場でひな人形を見ることが出来る。二の丸館では「雛タワー」が入ってすぐの場所に展示されている。360度ひな人形を見ることが出来るユニークな展示で、イルミネーションが華やかに演出している。
期間中は、26日午後1時から羯諦寺で人形供養祭(有料、事前予約制)、3月11日午前10時から致道館で着物撮影会が行われる。問い合わせはひじ町ツーリズム協会(電話72・4255)へ。
さらに、2市町合同でスタンプラリーを開催。展示会場各4カ所、飲食店利用各1カ所ずつの計10個のスタンプを集めて投函箱に入れると、抽選で特産品や宿泊券などが当たる。隣接する2市町のひな人形をそれぞれ巡るのも楽しい。