富士通と学生がワークショップ

グループごとに働き方などについて意見交換をした

 一般社団法人別府市産業連携・協働プラットフォームBーbizLINKは、富士通株式会社と共創事業として、大学生とのミートアップ(人が人に会う)イベントをこのほど、別府市末広町のレンガホールで開催した。
 働き方や開放特許技術をテーマに、富士通社員と学生によるワークショップなどを行った。
 初日は県内の学生7人が参加。学生生活を送る中で成し遂げたい目標や夢をかなえる自分であるために、どういう自分でありたいかなど、将来の働く自分を社会人の先輩たちの話から想像する座談会を開催した。
 2つのグループに分かれて、就職活動、転職などについて意見交換。転職について聞かれた深田弘明人事部門マネージャーは「自分が社会にどれだけ求められている人材かを試したくて、富士通に転職した。人と人のつながりが大切」などと話した。学生は、みんな入社直後には不安や悩みをかかえながら、自分の働き方について考えきたことを知り、身近に感じた様子だった。
 座談会の後、グループごとに意見発表を行い「自分らしさを大切にし、学び続けること、一生学んで成長し、冒険し続けたい」「人と人とのつながりを大切にして、魅力を引き出す人になりたい」などと感想を語った。
 2日目は「富士通知財ワークショップ★自分らしさをカタチに」をテーマに、地域を活性化するビジネスアイデアを出し合った。