別府市自衛隊家族会が激励会

自衛隊に入隊・入校が皆の前で抱負を語った

 別府市自衛隊家族会(市川英雄会長)は4日午前11時、ホテル別府パストラルで令和4年度別府市自衛隊入隊・入校予定者激励会を開催した。これまで、新型コロナウイルスの影響で実施できていなかった。
 別府市から、防衛大学校に1人、陸上自衛隊に16人、海上自衛隊に2人、航空自衛隊に2人が入隊・入校する。17人が出席した。
 市川会長が「3カ月間はキツイと思いますが、頑張ってほしい。最初の給料をもらったら、家族に記念になるものをあげてほしい。安いもので良いのです。もらった人には、大きな価値がある」とあいさつ。
 来賓の長野恭紘別府市長は「国民、国家の安全安心を守る崇高な使命を職業として選択されたことに敬意を表します」。内野敏紀自衛隊大分地方協力本部長が「難関を突破して、入隊・入校をする皆さん、おめでとうございます。やりがいのある仕事です。誇りと自信を持って自衛官の道を進んでもらいたい」。中村英昭陸上自衛隊第41普通科連隊長兼別府駐屯地司令は「不安なこともあると思いますが、3つのことを約束します。1つは、かけがえのない友が出来る。2つ目は、人として成長できる。3つ目は、人生が豊かになる」とそれぞれ激励。
 入隊・入校予定者がそれぞれ自己紹介をして「信頼される自衛隊になれるように頑張る」「人に役に立てるように精進します」「訓練についていけるように頑張る」などと抱負を述べた。
 家族会などから記念品が贈られ、入隊・入校予定者を代表して、防衛大学校に入校予定の野田光翼さんが「崇高な使命と責任の重さを改めて実感しています。何事も恐れないチャレンジ精神と高い目標を持って、立派な自衛官、社会人になれるように頑張ります」とお礼を述べた。