朝日地区の福祉協力員が研修会

福祉協力員の役割などについて研修した

 令和4年度朝日地区福祉協力員の研修会がこのほど、市朝日大平山地区公民館で開催された。約50人が参加した。
 伊藤敏幸朝日地区社会福祉協議会長が「3年ぶりの研修開催となりました。皆さんが時代の最先端を担っているといっても過言ではありません。地域で一人ひとりが健康長寿で仲良く活性化するためには、皆さんが中心的な役割を果たしていかなければいけない。改めて、共に学んでもらえればと思う」とあいさつ。
 別府市社会福祉協議会の牧陽子地域福祉係主任が「福祉協力員が『困りごと・心配ごと』を見逃さない地域にするために」と題して講話した。「現状はどんどん変わる中で、当たり前だったことが、今では当たり前ではなくなっている。隣近所のおじさんやおばさんが声をかけてくれていたが、今は、声かけも難しい部分がある。課題を自分ごとのように考えて支え合い、一緒になって解決に向けて取り組むことが必要。これまでの自助、公助、共助ではなく、互助や近助が大事ではないかと思う。地域福祉のキーワードは、役割と出番」などと話した。
 また、吉本敬志総務主任が「災害ボランティアについて」と題して講話した。