吉田代表が正式表明

参議院議員補選に吉田代表(中央)が正式に出馬を表明した

 4月に行われる、参議院議員大分選挙区の補欠選挙について、立憲民主党大分県連は21日午前11時、大分市内で会見を開き、吉田忠智代表(67)が出馬することを正式に表明した。
 吉田氏は九州大学農学部卒で、大分県職員を経て2000年から大分県議を3期務め、2010年に参議院議員に初当選し、現在2期目。比例区で当選しており、今回、選挙区へのくら替えとなる。
 吉川元・代表代行(衆議院議員)が経過を説明。立憲民主党本部から岡田克也幹事長(同)が同席して「党として、最善の候補者。民進党の代表をしていた時、吉田さんは社民党の党首で、合流できないか話し合った仲。当時は合意には至らなかったが、とても信頼できる人だと思った。大分の補選はとても重要で、補選を通じて政治の流れを変えたい。吉田さんは大分愛が強い。最良の候補を擁立できた」と話した。
 吉田氏は「他の4つの補選と同様に、大きな意味を持つ選挙であり、統一地方選挙もあり、全国で戦う同志と共に戦いぬいて、勢いをつけたい。また、チャンスをもらったので、選挙区で戦いたいという気持ちがある。全身全霊をかけて『大分から政治の流れを変える』を掲げ、戦い抜く」とし、主な政策として、物価高対策、一次産業の振興・再生、安全保障問題をあげた。