参議院大分選出議員補欠選挙が6日、告示される。白坂亜紀氏(56)=自民、新=と吉田忠智氏(67)=立憲、前=が立候補を表明しており、与野党の一騎打ちとなる見込み。
白坂氏は竹田市出身で、早稲田大学第一文学部卒。銀座で飲食店を経営。銀座ミツバチプロジェクト理事長などを務める。「人口減少、少子化でふるさと・大分が衰退してしまうのではないか」との危機感を感じ、政治家に挑戦することを決意。▽安心して子どもを産み、育てるために、出産・子育ての経済的負担を軽減し、みんなで支える社会を実現する▽女性がより輝けるために、女性が働きやすい環境をつくり、経済的に自立できる社会を実現する▽一人ひとりがそれぞれの幸せを感じることができるように、働き方の選択ができ、支援の必要な人には必要なサポートが受けられる社会を実現するーとしている。
6日は、別府市での出陣式を午前10時半、JR別府駅東口で自民党組織運動本部長の小渕優子参議院議員が応援にかけつけて行う。
吉田氏は、臼杵市出身で九州大学農学部卒。大分県職員を経て、2000年に大分県議に初当選し、3期務めた。2010年に参議院議員に初当選し、2期目の途中だった。立憲民主党が支援した参議院議員が別の選挙にくら替えしたことを受けて、議席を守るため立憲民主党大分県総支部連合会代表の吉田氏が、比例区から選挙区へくら替えして立候補することになった。▽安心社会の実現~生み育て・学び働き・老後まで~▽地方を元気に~ずっと暮らしたいふるさと大分へ~▽持続性ある共生社会~全員参加・誰でも活躍~▽平和な日本~子どもたちの未来のために~を掲げている。
6日は、午前8時45分、大手公園で出陣式を行う。
投開票は市長・市議選と同じ23日。