県立竹工芸訓練センターの入校式

新入校生を代表して清原光紀さんが宣誓した

 大分県立竹工芸訓練センターは令和5年度入校式を12日午前10時、同センターで挙行し、12人が入校した。
 「君が代」を心の中で斉唱した後、入学許可をした髙橋泰幸所長が「竹工芸の知識と技能の習得に対する強い意欲に燃えて、本校を目指し、入校選考試験に見事合格され、本日晴れて入校しました。訓練生としての自覚と誇りを持って訓練に取り組み、同じ志を持つクラスの仲間としてお互いの持つ個性を尊重し合い切磋琢磨して下さい。健康には留意し今日の気持ちを忘れず、志を高く掲げ、充実した当センターの生活を送られることを期待します」と式辞を述べた。
 渡辺文雄・大分県商工観光労働部理事兼審議監が県知事告辞、来賓の阿南寿和・別府市副市長(市長代理)、二宮茂別府公共職業安定所長、岩尾一郎・県竹産業文化振興連合会長がそれぞれ祝辞を述べた。嶋幸一、猿渡久子、荒金信生各氏からの祝電も披露された。
 入校生を代表して、清原光紀さん(27)=大分市出身、大分市在住=が「規則を守り、訓練生の本分を尽くし、専門的な知識と技術の習得に懸命の努力をすることを誓います」と宣誓した。