備蓄品販売と写真展

備蓄品の食品が並ぶゆめタウン別府

 別府市で震度6弱の地震を記録した平成28年4月の熊本地震から7年を迎え、市内のショッピングセンターやスーパー、文具店、電気店などで「べっぷ防災フェア」が開かれている。
 ゆめタウン別府(寺下泰史支配人)でも2階特設コーナーで14日から23日まで、フェアを開催。防災備蓄品を販売し、自衛隊大分地方協力本部別府地域事務所の協力で災害派遣の写真パネルを展示している。
 備蓄品はカップラーメン、カレー、牛丼の缶づめ、ミネラルウォーターなどの食品や電池、懐中電灯、発電機、傘、ゴム長靴、携帯トイレが並ぶ。レジで10%引きになる商品もある。
 災害派遣の写真は78枚が展示されている。台風、地震での出動やコロナ緊急患者空輸の写真もあり、訪れた人が自衛隊の活動に目を向けている。
 また15、16日は同事務所が地震による津波をVRで疑似体験できるゴーグルを持参し、訪れた人に体験してもらっていた。
 櫻木伸輔広報官(陸曹長)は「防災フェアを機会に防災意識を高めてほしい。災害はいつ起きるか分からない。備えが大事です」と話していた。