第23回別府アルゲリッチ音楽祭

 公益財団法人アルゲリッチ芸術振興財団主催の「第23回別府アルゲリッチ音楽祭」が26日から、スタートする。7月17日まで。
 別府市の「しいきアルゲリッチハウス」「ビーコンプラザ・フィルハーモニアホール」、大分市の平和市民公園能楽堂でそれぞれ開催。iichikoグランシアタでの公演は天井の耐震改修工事のために今年はJCOMホルトホール大分大ホールなどで開催する。
 今回のテーマは「ミーティングポイント~違いを超えて」。私たちは無力ではあるが、諦めることなく、人と人が出会うことの意味や、それぞれの違いを寛容に受けとめ乗り越えることができるのか、そこに音楽の果たす役割はあるのか―が挙げられている。
 しいきアルゲリッチハウスで開催する26日午後7時の「上野通明チェロ・リサイタル」で幕開けし、5月6日午後2時からビーコンプラザ国際会議室で「県出身若手演奏家コンサート」などがある。またアルゲリッチ総監督が演奏するのは「室内楽コンサート ベスト・オブ・ベストシリーズVol・8」(ビーコンプラザ・フィルハーモニアホール、5月19日午後7時開演)、「室内楽コンサート」(JCOMホルトホール大分大ホール、21日午後4時開演)、「日本生命プレゼンツ ピノキオ支援コンサート 室内オーケストラ・コンサート」(東京オペラシティコンサートホール、16日午後7時開演)となっている。
 音楽祭のスケジュールやチケットの販売などは、同財団のホームページで確認できる。