杵築市が地球温暖化対策の取組み

 杵築市はこのほど、「第1期杵築市地球温暖化対策実行計画」を策定。「8割生活」をスローガンに、2030年度までに2013年度比で温室効果ガス排出量を46%削減する目標をたてた。
 環境省が発表している「排出量カルテ」によると、杵築市における温室効果ガス排出量は、2013年度はCO2換算で52万5千㌧、2019年度は38万7千㌧で、2013年度と比べると26%削減できている。計画では、2030年度までの目標として、特段対策をしなかった場合の現状すう勢ケース7・2%に、対策を講じた場合の38・8%を足して、46%の削減を想定して「8割生活」を掲げている。
 市民、事業所、行政がそれぞれ、今の生活や生産活動を見直すことで、削減目標を達成できるように、広報啓発を図り、出前講座に「温室効果ガス削減について」を新たに設定して、家庭でできる省エネの取り組みなどを伝え、事業者にも理解を求める。計画期間は、令和12年度までの8年間。