上人南の谷井千代子さん100歳

元気に100歳を迎えた谷井さん

 別府市上人南の谷井千代子さんが4月24日に100歳の誕生日を迎え、5月1日午後3時45分、長野恭紘別府市長がお祝いに訪れた。
 谷井さんは宇佐市の出身で、自宅は宇佐神宮の敷地内にあったという。京都府立医科大学看護学科を卒業。宇佐市に戻って助産師をしていた。別府市に移ってきてからは、別府大学の寮母のような仕事をしたり、宅地建物取引業の免許をとり、不動産業と材木店を夫婦で営んできた。現在も免許は更新しており、元気の素の1つになっているという。4年程前までは、材木店で店番もしていた。趣味は箏(こと)。子ども5人、孫13人、ひ孫18人、玄孫6人に恵まれた。
 この日は、孫の後藤清香さんが同席。長野市長は表彰状とお祝い金を手渡して「お相撲を見るのが好きだとうかがいました。私もご主人のことはよく存じ上げています。これからも、体を壊さないように、お元気でいてください」と声をかけた。
 谷井さんは「主人はとてもよく働く人でした。いろいろなところに住みましたが、別府が一番好き。来ていただき、ありがたい」と話した。
 市内の100歳以上は、谷井さんを含めて115人(女性106人、男性9人)となった。