別府東ロータリークラブ(赤嶺リサ会長)は28、29の両日、姉妹クラブの中華民国台湾の台北昇陽扶輪社(ロータリークラブ=黎艾軒社長)の会員ら18人が別府を訪れ、姉妹クラブの再調印を行った。
コロナ禍で交流も滞っていたが、4年ぶりの対面交流となった。
台北昇陽RCは28日朝、福岡空港に到着、別府東RCが出迎え、別府市入り。ラクテンチをはじめ各地を散策して東荘園の別府パストラルで旅装を解き、29日の夜の再調印式に臨んだ。調印は2年に1回のペースで双方の意識を再確認するために開催。姉妹都市は11年継続している。
再調印式は別府東RCの会員27人が出席、18人の昇陽RCメンバーらを迎えた。調印は赤嶺別府東、黎台北昇陽の両RC会長が自署。立会者として西謙二別府商工会議所会頭が筆を添えた。
赤嶺会長は「別府にご訪問いただき誠にありがとうございます。今後も交流を活発化させていきたい」黎会長は「心あたたまる歓迎に感謝します。コロナで訪問できませんでした。姉妹クラブ締結して11年、今後はR精神で継続してこのブランクを埋め、今回の再締結でさらに友好の輪が深まることを願っています」とそれぞれあいさつ。歓迎例会を閉じ、懇親会に移った。
この日出席した昇陽Cの女性会員やその家族の女性は全員、赤嶺会長や家族が愛用する着物を着こなして出席、祝いの宴に錦上花を添えて会員の目を楽しませた。
懇親会は長野恭紘別府市長、西会頭、衛藤富喜雄副会頭ら3人が来賓として出席。長野市長は来賓祝辞の中で「東日本大震災で諸外国にさきがけて台湾の皆様から多額の支援金が寄せられ改めて心から感謝を申し上げます。今後は台湾の都市と友好関係を結びたいと考えております。皆様方の御健勝と御多幸を祈念します」とあいさつ。衛藤副会頭の発声で乾杯、祝宴に移った。
姉妹クラブとの記念品交換では、黎会長と江佳蓉次年度会長に赤嶺会長愛用の着物をはじめ、帯など和装品一式をサプライズプレゼント、着物姿の女性出席者が歓声をあげ親善ムードを盛り上げた。