「つるみほっこり村」が開講

子どもたちが放課後集まって、
地域ボランティアの先生に宿題などを見てもらった

 社会福祉法人別府発達医療センターは、令和5年度「つるみほっこり村」の開講式を23日午後4時15分、センター内の地域支援センターほっと内にある地域交流室「たっち」で行った。別府市立鶴見小学校の3~5年生10人が参加した。
 地域の小学生を対象に、放課後の学習指導と交流の場として、平成28年度から実施していたが、新型コロナウイルス感染症の影響で2年間中止となり、令和4年度は、会場を荘園・南荘園町公民館に移して小学3、4年生の10人以内と規模を縮小し行った。今年度から、場所をセンターに戻した。月2回、算数と国語を中心に、プリント学習と宿題の補助を行う。
 首藤辰也・医療センター事務局長が「地域貢献事業として開催しています。学習指導の場と仲間同士で楽しく過ごす場所です。単なる学習支援だけではなく、友達や地域ボランティアと楽しい時間を過ごしながら学習習慣を身に着けるようにしてもらいたい」とあいさつ。
 ボランティア講師を代表して、山添博司さんが「勉強は本当は楽しいものです。分からないところが分かるようになる。楽しい1年間にしましょう」と述べた。来賓の田辺裕・別府市市民福祉部長、田邉久教鶴見小学校長が「頑張りましょう」とお祝いの言葉を述べた。
 さっそく宿題などを広げて、勉強をし、分からないところはボランティアの先生に教えてもらいながら進めた。