市障害者自立支援協議会の全体会

取り組みなどについて報告を受けた

 別府市障害者自立支援協議会(首藤辰也会長、20人)は26日午後3時半、市役所で令和5年度の全体会を開いた。
 市障害福祉課から制度等の変更や障がい福祉計画・障がい児福祉計画の策定について説明があった。説明によると、▽市日常生活用具給付事業実施要項の補助対象品目にポータブル電源やポータブル蓄電池を追加。災害などの有事に備える。6月1日施行▽市重度障がい者等就労支援特別事業実施要綱を制定。重度訪問介護、同行援護又は行動援護の支給決定を受けている人の、民間企業等の雇用または自営業を支援▽市障害者自動車運転免許取得助成金交付要綱を全部改正。対象者に、精神障害者保健福祉手帳または療育手帳を交付されている人を追加▽市障害者福祉サービスにかかるるやむを得ない事由による措置に関する要綱を制定。市内に住む障がいのある人で、養護者から虐待を受けている人などやむを得ない理由がある場合、市が法の規定に基づいて措置を行う▽市障害者移動支援事業実施要項に、社会生活上不可欠な外出として「通学」を支援の対象に追加する。一部を除き、すでに施行されている。
 引き続き、地域生活支援、子ども支援、就労、当事者、相談支援の各専門部会から取り組みについて報告。基幹相談支援センターが相談事例を、実務担当者会議分科会から介護支援専門員との連携、防災、地域移行・地域定着についての活動報告が行われた。