大分みらい信金がお宝発表会

事業者が自社の強みなどを考え今後について発表した

 大分みらい信用金庫(森田展弘理事長)は26日午前10時、別府市駅前通りにある本店で「第2回みらいお宝発表会」を開催した。
 公益財団法人日本財団の「わがまち基金」の助成金を活用して、地域の中に埋もれている「お宝」(新たなビジネスアイデアや取り組み等)を発掘、磨き上げ、活用するための支援を行い、地域活性化に取り組んでいる。
 専門家と共に数カ月にわたって参加事業者の強みを掘り起こし、強みを活用したアクションプランを一緒に検討した成果を発表した。
 会場には、ビジネスプランアドバイザーの県信用保証協会、日本政策金融公庫、県中小企業家同友会、県産業創造機構、別府市産業連携・協働プラットフォームBーbizLINK、大分大学、別府大学、しんきん地域創生ネットワーク株式会社が参加。オブザーバーとして、お宝発掘の専門家・及川朗さんなど関係者が出席した。
 今回発表をしたのは、自動倉庫ラックを製造している有限会社東栄工業所(中津市)、創業122年の中村刃物(同)、スリランカ料理やスリランカでの日本語学校を展開し別府市にインターナショナルスクール設立を目指す株式会社ONEKI(別府市)、漬物製造業・飲食業の株式会社LogStyle(大分市)、女性起業家創出促進を行う合同会社アイ・ジー・シー(同)の5社。
 これまでの事業の中から、自社の強みや特徴を見つめることで、今後の可能性などについて考えを発表した。出席社からも課題についてのアドバイスなどがあった。最後に、みらいお宝応援金が贈呈された。
 実際にアクションプランを実行する時は、みらい信金やビジネスプランアドバイザー等がチームになって伴走支援を行う。