一般社団法人別府市観光協会(会長、長野恭紘別府市長)は令和5年度定時総会を6月30日午後4時、ビーコンプラザ国際会議室で開催し、49人が出席し、139人が委任状を提出した。
長野会長が「日ごろから別府市観光の発展のためにそれぞれの持ち場でお力添えをいただいていることに感謝申し上げます。新型コロナも5類となり社会的にも活動ができるようになったのですが、毒性が急激に弱くなった訳ではなく、気が抜けない状況。しかし確実にインバウンドも回復基調にあり、これからの先行きを見ても別府観光の見通しは非常に明るいと見ています。観光協会が事務局を務めるイベントに関しても通常以上の開催ができています。人手不足、高付加価値の観光をめざすなどの課題を、一つひとつ確実に解決する道筋をつけていきたいと思います」とあいさつ。
長野会長を議長に議事に入り、令和4年度事業報告、決算報告および監査報告があり、満場一致で承認された。続いて、人事異動に伴う理事の変更が上程され、九州旅客鉄道(株)別府駅長が船越稔幸氏から荒巻良考氏に、別府市観光・産業部長が松川幸路氏から日置伸夫氏にそれぞれ変更となり、賛成多数で承認された。
また、令和4年度公益目的支出計画実施報告があった。
続いて、山村尚志・別府八湯語り部の会会長から配布資料について、後藤秀和・NPO法人自立支援センターおおいた代表が今月5日に開催する全国バリアフリーツアーセンター「別府サミット」についてそれぞれ説明した。
最後に、会長の長野市長が「別府観光の現状と課題」について講演した。