6・26ヤング街頭キャンペーン

街頭でパンフレットなどを配布して薬物乱用防止を呼びかけた

 大分県東部保健所(内田勝彦所長)は2日午前11時、市内3カ所で薬物乱用防止「6・26ヤング街頭キャンペーン」を実施した。19団体約130人が参加。
 薬物の乱用は世界的な問題で、生命はもとより、社会や国の安全・安定を脅かすなど、深刻な社会問題の1つとなっている。再犯率も高く、若い世代に「ダメ。ゼッタイ。」として、薬物に手を出さなように呼びかける。国連決議による「6・26国際麻薬乱用撲滅デー」の周知と趣旨を普及するのが目的。
 トキハ別府店前で行われた開会セレモニーには、日本ボーイスカウト大分県連盟別府第9団、ガールスカウト大分県連盟第15団、別府大学別府BBS会、薬剤師会、別府市医薬品小売協働組合などが参加。内田所長が「県下でも昨年は106人が薬物事案を摘発しており、うち64人が大麻で、過去最多となっています。SNSの発達で簡単に手に入るようになっている。若い人に問題意識を持ってもらいたい。参加してくださっている皆さんを中心に呼びかけてもらいたい」とあいさつ。
 別府BBS会の杉浦駿さんが厚生労働大臣メッセージを代読。同会の吉武のどかさんが開始宣言をした。
 トキハ別府店周辺とJR別府駅周辺、別府駅前通りで「ダメ。ゼッタイ。」を呼びかけるチラシなどを配布するとともに、募金活動を行った。