海の星幼稚園124人が触れ合う

ポニーのマコとウーリーに124人がニンジンをあげた

 カトリック海の星幼稚園は「ポニーとの触れ合い会」を6月29日午前10時20分、同園で開催し、年長47人、年中42人、年少35人の計124人が参加した。初めての試み。
 日ごろ見る機会のないポニーの姿を見たり触れたりすることが目的。
 豊後高田市にあるクラウンの森乗馬クラブ(矢野恭裕代表)と同幼稚園は縁があり、同クラブが企画したところ、同幼稚園が快諾。
 ポニーが車から降ろされると、園庭を見ていた年長の園児は「お馬さんだー!」と歓声。徐々に近づいてくるポニーのマコとウーリーの2頭に興味津々な目で見ていた。ポニー2頭の前に扇状に立った園児に矢野代表が注意点を話し、年長47人がニンジンを手にしてポニーにあげた。ポニーは次々に口元に出されるニンジンを美味しそうな音を立てながら食べた。その後、口の周りや首元を触るなど触れ合った。続いて年中、年少が同様に行ったが、年少になると怖くて泣く子もいた。
 園児らは「可愛かった。ニンジンを上手く上げられなかった」「ニンジンを食べてくれて嬉しかった」「ちょっと怖かったけど、触ったら温かった」と笑顔で話した。
 会終了後、ポニーが乗車する際、園児らは園庭に出てきて「バイバーイ」とお別れを言った。
 同幼稚園年長組は7月中旬、お泊り会を開催し、昼間に豊後高田市のクラウンの森乗馬クラブへ行き、本日来園したマコとウーリーに再会する予定。