やまなみこどもエコクラブ

子どもたちが通行人に節電を呼びかけ、
エコグッズをプレゼントした

 やまなみ保育園児でつくる「やまなみこどもエコクラブ」は7日午前10時、JR別府駅東口広場で「七夕クールアースデー」の街頭啓発を行い、節電を呼びかけた。
 七夕クールアースデーは、2008年のG8サミット(洞爺湖サミット)が7月7日に開催されたのを受けて、国が提唱している。家庭や職場での地球温暖化防止活動への取り組みを推進するため、別府市では毎年、子どもたちによる街頭啓発を行っている。
 4歳児16人が参加。子どもたちが牛乳パックを使って作った小物入れに油かす等から作った肥料を入れて、節電を呼びかけるチラシ、麦藁で作られた文房具をセットにして配った。チラシには、窓にはすだれやカーテンを利用し、エアコンのフィルターを月1、2回清掃。室温は28度を目安とすること。照明は蛍光灯やLEDを使い、不要な電気を消す。冷蔵庫は設定を「中」にし、壁から適切な間隔で設置するなど、節電のポイントが書かれている。生活や健康、生産・経済活動に支障のない範囲で節電への協力を呼びかけている。
 子どもたちは「節電にご協力、お願いします」と元気よく大きな声で呼びかけ、通りかかった人たちにグッズを手渡した。もらった人は笑顔で「ありがとう。気を付けるね」と声をかけるなどした。