山の手ひとまもり・まちまもり協議会(平石栄二会長)は7月31日午後1時、野口地区、青山地区、西地区合同の「社会を明るくする運動」を市公会堂で開催した。これまで、各地区社協で実施していたが、今回初めて、3地区が合同で協議会で実行員会を作って行うことにした。約230人が参加した。
甲斐直彦実行委員長が「ひと・まち協議会が主体となって初めての取り組みです。文化によって身も心も耕し、掘り起こして明日への糧となるように願っています」とあいさつ。
高橋護別府保護区保護司会長、来賓の長野恭紘別府市長が祝辞を述べた。
第1部は、朝見出身の弁護士・平松まゆきさんが「人生いつだって挑戦」と題して講演した。平松さんは中学生の頃から芸能活動をし、帰省した時に会う友人を見て「このままでいいのか」と思い、一念発起して大学に入り、OLになったものの、再び「このままでいいのか」と思うようになり、勉強して大学院を出て司法試験に3回目で合格し弁護士になった。「一度犯罪を犯した人が再び犯罪をする人、悪い人とレッテルをはるべきではない。受け入れよう、迎え入れようと言われても、難しい。そのために保護司などの関係者とつながりを持ち、知識を持つこと。いつだって様々なことに挑戦し、何度でもやり直すことができる」などと話した。
第2部は、太田マキさんが「スペイン舞踊フラメンコ」を披露し、盛り上げた。