大分県東部保健所は、24日午後1時半、保健所会議室で令和5年度第1回「おおいた歩得」職場対抗戦の表彰式を行った。
健康増進アプリ「おおいた歩得(とっく)」は、日常のウォーキングなどでポイントがつき、ポイントが貯まると県内の協力店で特典が受けられる。職場対抗戦は、働き盛りの世代の健康づくりのために平成30年度から実施している。「おおいた歩得」に登録していて、県内の職場で働いている人が対象。5~25人で1つのグループをつくり、歩数だけではなく、健康チェックや温泉めぐりラリーなどイベントに参加することでもポイントがもらえる。今回は、230チーム、1964人が参加した。
東部保健所管内で入賞した、2位の中村病院A、9位のチームmeidai(明大工業)を表彰。内田勝彦東部保健所長が「健康寿命日本一への課題の1つである、働き盛りの健康づくりを楽しみながら、生活環境を改善してもらおうというものです。今後ともよろしくお願いします」とあいさつ。2チームに表彰状と賞金、記念品が手渡された。
病院内の各職種からチームを編成し、11チームが参加したなかで2位となった中村病院Aの工藤雅美さんが「日頃あんまり運動をしていなくて、対抗戦があることでバドミントンやサイクリングをしたりと出来る限り運動をしました。継続して運動していければと思います」。
社内に健康経営推進室を設置して社員の健康づくりをしている明大工業の津野正明営業部係長(健康経営推進室兼務)は「これをきっかけに、社内に健康づくりが広まってくれればありがたいです。別府市内でもポイントがつくところが増えてありがたい。平成30年度当初から参加しており、コミュニケーションの1つになっていると思います。これからも、楽しく続けたい」とそれぞれ話した。