「鉄輪まちじゅうゆかたの日」始まる

浴衣や甚平姿の人たちが
射的など懐かしい縁日の遊びを楽しんだ

 NPO法人鉄輪湯けむり倶楽部は27日まで午後6時半以降、「鉄輪まちじゅうゆかたの日」を開催している。2021年の「湯けむりライトアップ散策」、2022年の「鉄輪まちじゅう美術館」に続く、第3弾。地獄蒸し工房鉄輪、鉄輪旅館組合、あすなろ会共催。
 夕方、薄暗くなった鉄輪の街並みに、浴衣を着た人たちが歩く姿が多く見られた。地獄蒸し工房鉄輪で輪投げや金魚すくいに見立ててお菓子やスーパーボールすくいを楽しんだ、ミャンマーからの留学生エイ・ツュエ・イーさん(21)は、初めての浴衣に「帯がちょっとキツイけど、大丈夫。とても楽しい」と笑顔を見せた。
 他にも▽お坊さんのスペシャルライブ=温泉山永福寺、午後7時半~同50分、住職がギターで熱唱、無料▽線香花火がきれい=鉄輪むし湯前広場、午後8時~同9時、無料▽昔なつかしい射的=湯治宿ひろみや、午後6時半~同9時、無料▽カクテル&地酒・ワイン=大黒屋屋台、午後7時~同9時、1杯500円▽冷たい冷たいかき氷=ここちカフェむすびの、午後7時~同9時、1杯300円が行われ、どの会場でも多くの市民や観光客で賑わった。
 期間中、ゆたかでポイント6カ所訪れると、毎日先着30人に記念品をプレゼントし、大黒屋カクテルとむすぎのかき氷が半額になる特典もある。