別府大学公開講座でミニ料理教室

ポリ袋を使ってナポリタンなどの料理を作った

 別府大学の公開講座「ミニ料理教室~災害時にも豊かな食事を~」を23日午後1時、同大学35号館1階調理室で開催し、12人が参加した。
 講師は、食物栄養学科の中村弘幸准教授が務めた。
 今回は3グループに分かれてそれぞれが▽ナポリタン▽ポテトサラダ▽ツナとキャベツのスープ―の3品。災害時に作るため、ポリ袋を使って調理開始。注意点として▽ポリ袋は熱に強いものを使う▽袋いっぱいに食材を入れない―など7点を挙げた。
 参加者が各料理を茹で始めると、中村准教授が講義を実施。
 防災の定義、災害時の食と自助・互助・共助・公助、災害時に伴う食や栄養に関する問題、水分補給の重要性、災害時の衛生面でのポイント、備蓄食の種類などを説明した。
 料理が完成し盛り付け終わると、全員が試食した。
 参加者は「思ったより簡単だった」「災害時にレトルトではない温かい食事がとれるのは嬉しいと思う」「料理を作ることが気分転換にもなると思う」と話した。