ひらた保育園の3~5歳児が体験

園児は先生に持ち上げられて
ブドウを収穫した

 学校法人溝部学園ひらた保育園(吉岩健園長)が「スイカの収穫とブドウ狩り」を1日午前10時、同園園庭で行い、3~5歳児25人が参加した。
 同園では砂場の上に日よけを兼ねて15年前にブドウ(巨峰)を植えており、毎年多くの実を付けるようになり、虫などがつかないように園児が袋掛けをして秋に収穫している。近年はブドウに病気が入ってしまい不作だったが、土壌から見直し、雨よけ、虫よけ、カラスよけを兼ねてのシートを張るなど対策をしてきた。今年はしっかりとした実をつけ、約100房できた。
 3歳児のリス組10人と4、5歳児のゾウ組15人の2組に分かれて、先生に抱えられながらハサミで蔓を切り収穫を体験。園児は丁寧にハサミを扱い、先生から袋が付いたブドウを手渡されると、大事そうに受け取っていた。
 スイカは2個が実った。園児らは中の色は何か問われると「赤」「黄色」などと答えていた。園児からは「昨日食べた黄色が甘かったのに…」との声も。
 園児らは「ハサミで切るのが楽しかった。ブドウもスイカも甘く美味しかった」と笑顔を見せた。