別府市議会令和5年第3回定例会③

全議員で構成する予算決算特別委員会で
令和4年度の決算審査が始まった

 別府市議会は12日午前10時、本会議場で予算決算特別委員会(吉冨英三郎委員長)を開催した。12日は総括審査として会派の代表者が、13、14日は個別審査として個人での質疑、15日に表決を行う。
 はじめに、長野恭紘別府市長が「市民一人ひとりが幸せを実感できるように施策に取り組んできました。最小の経費で最大の効果があがるようにしてきましたが、幅広い視野からご意見をいただければと思います」とあいさつ。
 阿部万寿夫副市長と松屋益治郎上下水道局長がそれぞれ、総括説明を行った。
 日名子敦子氏(自民新政会)は、決算全体について質問。
 安部政信企画戦略部長は「PCR検査センターの運営などコロナ対策や物価高騰対策で約54億3千万円となった。歳入では、市税や給付金が増加し、実質収支は黒字、単年度収支は3年連続で黒字となった」と説明。
 日名子氏は「市税増加の要因は」と重ねて質問。安部部長が「9億3千万円増加している。コロナ前の令和元年を超える水準に回復した。個人市民税の増加やコロナ減免措置の終了、宿泊客の回復で入湯税の大幅な増加などが要因」と答えた。
 他にも、経常収支比率の現状、基金残高、補助金の現状、観光施策など幅広く質問をした。
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 市原隆生氏(公明党)は、「通学路安全対策強化事業の取り組みは」と質問。
 山内佳久建設部長が「緑丘小学校前の市道の歩道を拡幅、防護柵の設置を行った。約370㍍を計画しているが、約160㍍がすでに完了した」と答えた。
 市原氏は、町内公民館建設の補助金の内容と利用件数などについても質問。
 古本明彦教育部長が「令和4年度から、補助金を交付し、必要なら貸付をするようにし、貸付率、補助金額も改めた。これまで、年間1、2件だったが、4年度は貸付4件、補助金12件と大幅に増えている」と答えた。
 他にも観光施策、金融教育などについても質問をした。
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 森裕二氏(ビーワンべっぷ)は、住居表示にかかる経費について、「二重住所解消を行うもの。進捗状況は」と質問。
 安部部長が「緑丘、東荘園、荘園北町について、令和6年度目途に進めている。国の標準システムの導入は令和8年に予定されている。説明や周知が必要で協議にかなりの時間を要する。住民に理解してもらうために丁寧に行っている。順次、スピード感をもって進めていきたい」と答えた。
 森氏は「遅いのではないか。システム導入に間に合うのか。市民に混乱を招くのではないか。現在の町をできるだけ変えずやってほしい」と意見を加えた。
 他にも企業誘致の経費、保育の経費などについても質問した。