別府市議会の一般質問はじまる

 別府市議会は、令和5年第3回定例会の本会議を19日午前10時から開会し、一般質問を行った。22日まで、16人が通告をしている。
 初日は午前中に、安部一郎氏(自民新政会)と重松康宏氏(公明党)が、午後から森大輔氏(新たな別府を創る会)と小野和美氏(ビーワンべっぷ)が公有地の貸付や災害対応、観光、教育などについて質問をした。午前中は、森氏の質問の途中で休憩に入った。

上人ケ浜公園整備は

安部一郎氏(自民新政会)

安部 一郎氏

 安部氏は、上人ケ浜公園について「事業者の維持管理の範囲を明確にしてほしい」と質問。
 橋本和久公園緑地課長は「今現在の維持管理は、別府市。今後は、事業者が手を加える部分は事業者、手をつけない部分は、別府市。海沿いの遊歩道は別府市」と答えた。
 安部氏は、松の根固めの問題についても追求。橋本課長は「松の根を痛めないように事業を進めていきたい」とした。
 また、砂湯の利用想定についても質問。橋本課長は「年間12万5千人を想定している。これまでは、待ち時間も多く稼働率が悪かったが予約システムを導入し、稼働率を上げることが出来ると思う。値上がりはすると思うが、大きく値上がりしないように協議したい」とした。
 宿泊施設について「コンテナハウスは簡易的なものだと思っていたが、ネットで見ると立派なホテルだと思う。大型宿泊施設が本当に必要なのか」と質問。
 橋本課長は「宿泊施設ありきではなく、公園を体験するコンテンツの1つと解釈している」と答えた。安部は、市民を入れた協議会を設置するように要望した。
 長野恭紘別府市長は「全体を見る必要がある。空間を魅力的にしていく。総体的に客が増えて(市内に)宿泊客が増えると思う。砂湯についても、宿泊客を優先にするということは認めない。バランスをとって、市民に不利益を与えないようにしないといけない」と述べた。

連携した災害支援を

重松康宏氏(公明党)

重松 康宏氏

 重松氏は、1人ひとりの被災者の自立・生活再建が進むようにマネジメントする取り組み「災害ケースマネジメント」について、別府市の取り組みについて質問。
 中村幸次防災危機管理課長が「罹災証明で被害程度に応じて支援をしている」と答えた。
 重松氏は「窓口を設けるだけでは、情報は届かなかったり、窓口を訪れるのが難しく支援を受けられないことが予想される。専門家やNPOなどと連携して個別訪問して適切な対応をすべきでは。ニーズに合わせて多様な団体が支援することで被災し疲弊した市民に寄り添う支援が出来ると思う。現在は、申請主義が前提。そのデメリットを克服するため、アウトリーチにより適切な支援につなげることが必要。別府市としても研究を早急に行うべきでは」と指摘。
 白石修三防災局長が「大変重要な考え方。一刻も早い復興、復旧につながるものと認識している。被災者の抱える様々な課題に対応するためには、専門性が必要。民間団体や関係機関とどのように連携するのが効果的か、他都市の取り組みを参考に、地域性にあった取り組みを考えていきたい」と答えた。
 投票しやすい環境づくりについて、選挙支援カードやコミュニケーションボードの導入について質問。
 若杉篤選挙管理委員会事務局長が「様々な事例を参考にして、安心して投票してもらえるように調査、研究していきたい」と答えた。