内竈自治会と老人会が表彰状贈呈

小畑敏治さん(左から2人目)が
最高殊勲賞を受賞した

 内竈自治会(恒松恵典会長)は内竈老人会福寿会(恒松定美会長)の「9月例会」で夫婦そろって90歳以上の長寿の夫婦、小畑敏治さん(93)、英子さん(92)に表彰状(最高殊勲賞)を贈呈した。同自治会、福寿会の連名。
 恒松福寿会会長のあいさつ後、恒松自治会長が「あなた達夫婦は、頭書のとおり内竈地区では夫婦揃って九十歳以上の模範的でまことに長寿な夫婦であります。これからは共に百歳を目指して頑張って下さい。敬老週間を記念して、ここに記念品を贈り表彰します」と表彰状を読み上げて敏治さんに贈呈した。
 また、恒松自治会長から小畑夫婦にそれぞれプレゼントを贈った。
 「私ども夫婦のためにこんなにたくさんのプレゼントをいただき、大変嬉しい。今日帰ったら、仏壇に、私の両親に報告したいと思います。ありがとうございました」とお礼を述べた敏治さんは様々なエピソードがあり▽兵隊に行くとき亀川駅で「万歳」で送りだされたときは気が張っていたが、古市のトンネルを抜けた途端に涙が止まらなかったこと▽終戦で別府市に戻ってからは、大分大学付属高校、日本大学法学部法律学科を卒業し、別府タワーの取締役営業部長を務めた▽内竈自治会では初代公民館長、初代老人会長を務める―など。
 その後の例会は、9月生まれの10人に記念品を贈呈し、おはぎ・漬物・サラダなどを食べた。続いて、温泉タマコさんの手品が披露された。