別府市議会の一般質問2日目③

 別府市議会は20日午前10時、令和5年第3回定例会を開き、一般質問の2日目を行った。
 午前中は、森裕二氏(ビーワンべっぷ)と石田強氏(日本維新の会)が医療体制やフリースクールなどについて質問。美馬恭子氏(日本共産党)の質問の途中で休憩に入った。

休日当番医制のセンター化を

森裕二氏(ビーワンべっぷ)

森 裕二氏

 森氏は、別府市の休日当番医制について「輪番制の維持が難しくなっていると聞くが、現状は」と質問。
 和田健二健康推進課長は「医師会に委託しているが、医師の高齢化、看護師不足、働き方改革などで輪番制の維持が困難になっている」と答えた。
 森氏は「限界にきているのではないか。コロナ禍で医療関係者には多大な負担をかけ、今もなお医療関係者はコロナに苦しんでいる。深刻なのは、医療スタッフ。当番医に手をあげると、多くのスタッフが休日に出てこなければいけない。医師会としても、数年前からセンター化を要望していると聞く。過度な負担をかけるのはやめませんか」とし、センター化の可能性について、執行部の考えを質した。
 和田課長は「輪番制に変わり、センターについて、医師会と協議していきたい。東部医療圏域にもかかる問題であり、県とも連携して取り組みたい」と答えた。
 このあと放課後児童家庭について現状を質問。中西郁夫こども部次長兼子育て支援課長が「5月1日現在で小学生の登録者は1483人で、全体の31・8%」と説明。
 森氏は「長期休暇中は朝から預けるため、お弁当を持たせることが負担になっていると聞く。昼食を提供しているクラブはあるのか。今後の対応は」と質問。
 中西次長は「昼食を提供しているクラブはない。昼食提供は様々な課題が考えられる。実情に合わせて慎重に調査したい」と述べた。

民間の学びの場に支援を

石田強氏(日本維新の会)

石田 強氏

 石田氏は、フリースクールについて「不登校に悩む子どもや保護者もいると思う。不登校の現状と支援は」と質問。
 宮川久寿学校教育課参事が「令和3年度の調査で小、中学生合わせて215人。登校支援ルーム、ふれあいルーム、訪問型アウトリーチ支援をしている。民間の施設でフリースクールなどがあり、多様な学びの場、支援の場を提供している」と答えた。
 石田氏は「フリースクールは、国や県からの補助はほとんどなく、保護者の負担が重く、利用できない人がいるのではと思う。少しの補助があれば、学べる子どもが増えるのでは」と重ねて質問。
 宮川参事が「経済的な負担を軽減している自治体もあり、取り組みを参考に方策を検討していきたい」と答えた。
 石田氏は「20以上の自治体が負担している。このままでは、フリースクールが市内からなくなる危険もあるので、検討を」と要望した。
 JR別府駅周辺の地域環境美化条例について「北浜通りなどにも広げ、美化条例の周知を図ることでマナー向上を図り、イメージアップにつながると思う」と質問。
 原田勲明生活環境課参事が「条例は、平成13年に施行され、空き缶、吸い殻等の散乱防止地域を指定している。違反者には罰則がある。市として関係者と連携して捨てさせない、捨てられない環境づくりの醸成に関わることが大切だと思う」と答えた。