野球教室に別府市内3チーム参加

内川選手らBーリングスの選手が
子どもたちを指導

 大分Bーリングス主催、九州郵便局長協会大分東部地区会(平信会長)プレゼンツの少年野球教室が17日午後4時半頃、大分市の別大興産スタジアムで別府市市内の少年野球チームを招いて開催された。吉弘野球スポーツ少年団、上人少年野球部、浜脇少年野球部から約40人の選手が参加した。
 この日は試合があり、北九州下関フェニックスに5ー2で勝利。試合終了後、選手たちは疲れもみせずに子どもたちの指導をした。
 Bーリングスに所属している、内川聖一選手も指名打者(DH)で試合に出たあと、野球教室に参加。練習は、3つのグループに分けて、バッティングや守備練習を行った。
 内川選手は「バッターバックスに立つと、まずするのは、構え。この時に大事なことは、力を抜くことだと思う。バットの持ち方は、人によってピタッとくる位置があると思う。プロの選手を見ても、皆違うと思う。自分の中で『打つぞ』という姿勢を考えて構えることが大切」とアドバイス。選手がトスをあげ、子どもたちは力強くバッティングを披露。また、岩下竜馬外野手らがお手本のバッティングを見せると、バットにボールが当たる迫力のある音に、子どもたちは「オーッ」と歓声をあげた。
 最後に子どもたちから選抜9人で、Bーリングスの選手から1点を取るゲームをした。河野颯太内野手がピッチャーを務め、子どもたちと対戦。子どもたちは2点を入れ、内川選手のサインボールをゲット。ジャンケンで3人にプレゼントした。
 質問タイムでは「どうやったら沢山ホームランを打てますか」「どうやったら緊張せずにすみますか」「コントロールをよくするには、どうしたらよいですか」などの質問が出た。選手からは「緊張も楽しんで」「今日アドバイスを受けて、明日からものすごく上手くなるわけではない。バランスよくご飯を食べ、宿題をして寝る事。体をしっかり作り、練習をすることが大事」「コントロールを良くするには、マウンド上でもキャッチャーとキャッチボールをしているという気持ちで投げること」などと答えた。
 子どもたちは、選手や関係者に大きな声で「ありがとうございました」とあいさつ。様々なアドバイスをもらって、成長した様子だった。