鶴見町自治会が敬老祝賀会を開催

金婚式を迎えた伊豆富生・
惠美子夫婦に表彰状が贈られた

 鶴見町自治会(松宮健太郎自治会長)は「令和5年度敬老祝賀会」を19日午前11時、ホテル別府パストラルで開催した。
 松宮自治会長が「皆さんは大正・昭和の激動の時代を乗り越えられ、なにかと多様な平成の時代に対応し、この令和を迎えられました。これから先は楽しいこと、嬉しいこと、素晴らしいことのために人生を送ってください」とあいさつ。
 続いて、町内で金婚式を迎えた伊豆富生・惠美子夫婦に表彰状と記念品が贈られると、会場からは「おめでとうございます」の声とともに大きな拍手が鳴り響いた。
 岩屋毅衆議院議員、嶋幸一、原田孝司、桝田貢3県議、長野恭紘別府市長の祝辞が披露された後、幸治男さんが乾杯のあいさつをし祝宴がスタートした。
 演芸会では、リズム体操「ハッピーバースデー」を吉田保子さん・増永照子さん・藤永昭子さんらをはじめ、多くの出演者がカラオケ、舞踊、オカリナ演奏などをそれぞれ披露した。またビンゴゲームで盛り上がった。
 午後0時過ぎ、別府市議会の休憩中に長野別府市長が来場し、祝辞を述べた。
 最後に、永野喜間太公民館主事の万歳三唱で祝賀会は終了した。
 昭和47年に結婚し、金婚式を迎えた伊豆富生さん(74)は「一緒になって50年間、歩いてきたなぁと思いました。(50年は)あれよあれよと言う間でしたね」、惠美子さん(75)は「主人とは同級生で、お互いに趣味がいっぱいある。友人からは『(主人は)優しい人で』と言われています。あっと言う間の50年で、振り返れば短かった」とそれぞれ話した。
 2人は「子どもや孫が金婚式のお祝いをしてくれて、今回、表彰を受け、取材を受けたことで徐々に実感が湧いてきましたね」と笑顔を見せた。