令和5年度赤い羽根共同募金運動の街頭活動が1日から、全国一斉に始まった。大分県共同募金会別府市共同募金委員会(大平順治会長)は、1日から6日まで、市内各所で31団体が参加して実施する。
昨年度は、新型コロナウイルス感染症の影響で縮小して行ったため、2日間で4団体、延べ36人が街頭募金を行い、6万5170円の実績だった。今年度は、4年ぶりに従来通りの活動となった。
1日午前10時、JR別府駅東口広場でオープニングセレモニーがあり、5団体約60人が参加。大平会長が「地域の支え合いの重要性が高まる反面、様々な理由で募金額は減少しています。街頭活動に参加してくれている皆さんに感謝しています。実のある成果が得られるように、お願いします」とあいさつ。
協力団体を代表して、国際ソロプチミスト別府の内田陽子会長が「共同募金は、お互いに助け合う気持ちを行動にうつすもの。心からお願いをすることが大切だと思います。地域福祉の向上や、災害時の支援につながるものです。大変ですが、共に頑張りましょう」と述べた。
各団体ごととに募金箱を手に、通りかかる人たちへ協力を呼びかけ、募金をしてくれた人には、赤い羽根をつけた。この日は、市内各所で約100人が参加して、募金活動を行った。