令和5年度日出町防犯協会連合会功労者及び令和5年全国地域安全運動ポスター入賞者の表彰式が20日午後4時15分、日出町役場で行われた。
功労者表彰は、各地域で子どもたちの見守りや、安全パトロール、交通安全活動などに功労があった人が対象。今年は、村井春夫さん(日出団地老人クラブ野の花会)、竹光公司さん(則次地区見守り隊)、塩出誠治さん(成行子ども見守り隊)、青井英喜さん(川崎内野地区を犯罪から守る会「あけぼの隊」)の4人。
ポスターは、「様々なかたちの防犯ボランティア活動」をテーマに募集されたもので、大分県優秀賞に是松杏佳さん(日出中学3年)と八坂よつばさん(同2年)。県佳作に伊藤はづきさん(同3年)、髙松蒼惟さん(同2年)、島﨑真愛さん(同)。日出町防犯協会連合会長賞に土谷悠生さん(同)が選ばれた。
本田博文町長(町防犯協会連合会長)が「地域の安全は地域で守るという意識で長年、見守り活動をしてくださっていることに、敬意を表します。皆さんの活動と杵築日出警察署によるパトロールで、昨年の町内の刑法犯は18件で、ピーク時の16分の1まで減ってきました。一方で、特殊詐欺の手口は巧妙になっています。引き続き、安心に暮らせる町づくりにご尽力をお願いします。ポスターは、見守りをしてくれている人への感謝の気持ちが感じられました」。
赤峰俊彦杵築日出署長は「防犯パトロールや子どもの見守りなど、常日頃からのご尽力に敬意と感謝を申し上げます。中学生のみなさんのポスターを拝見しましたが、見守る人たちへの感謝の気持ちがよく表現されていたと思います。これからも、連携して一緒に地域の安全を守っていきたい」とそれぞれあいさつ。
ポスターは、24日から交流ひろばHiCaLiに展示される。