「盛商」が西大分にオープン

フルーツブティックの
工藤陽一代表とスタッフ

 大分市生石5丁目の西大分港に「盛商」(本社・別府市若草町)が「FRUIT BOUTIQE(フルーツブティック)RF」を9月にオープンした。
 盛商はホテル旅館、病院、学校に業務用青果を卸しているが、コロナ禍で売り上げが減少。新ビジネスプランを作成して国に採択されて補助金がつき、フルーツブティックを始めた。「R」はリスペクト(尊重)、リコメンド(推奨)、「F」はフルーツを意味する。
 一般のフルーツのほか、カットフルーツが2千円~1万円、コールドプレスジュースが800円~千円、フルーツタルトが500円~800円と季節の果物を用意。店の奥にはイートインスペースがあり、買った商品をその場で味わえる。秋はフルーツが美味しいときで、メロン、ブドウ、ミカン、ナシ、イチジクと甘い匂いが漂っている。
 支払いはキャッシュレスになっており、クレジットカード、交通系のICカード、携帯電話のQR決済、銀行のキャッシュカードが使える。
 工藤陽一代表取締役(51)は「業務用卸から、一般小売りにフィールドを広げたフルーツ専門店です。50年にわたる目利きとネットワークをいかして消費者に新鮮で美味しいフルーツを届けたい。女性に人気で、週末は家族連れも来ていただいています」とニッコリ。
 営業時間は午前11時から午後6時。休日は毎週水曜日と火曜日が月に2回。問い合わせは電話(097・576・7221)。