ソフトボールチームの日出レディースと町立日出中学校ソフトボール部は26日午後4時15分、本田博文町長に、各種大会の優勝報告を行った。
日出レディースは、15日に町内で開催された「第26回大分県レディースソフトボール大会」で初優勝を飾った。13歳以上の女子で構成されたチームが対象となっており、今回、初めて日出中学校の3年生3人が加わった。決勝戦は、臼杵市との対戦となり、途中まではお互い0点の投手戦となったが、終盤に日出が猛攻をみせ、7点を入れて、5回コールド勝ちをおさめた。
日出中学校は、14、15日に大分市で開催された「第47回大分県中学校新人ソフトボール大会」に出場し、約20年ぶりの優勝を果たした。現在1、2年生11人の部員がいて、決勝戦は、これまでなかなか勝てなかった明野中学校と対戦し、12ー11で接戦を制した。
報告会には、日出レディースから、渕上宗治監督、選手の福田恵梨奈主将、山根里美さん、武内ルビー夕さん、志村帆乃香さん、工藤眞桜さん、後藤寧彩さん、岩波菜緒さん、仲尾優奈さん。日出中から、二宮孝毅教員、中島健太郎監督、選手の古本笑那主将、上野陽さん、吉岡柚美さんが出席。三浦正臣日出町ソフトボール協会長(県議)も同席した。
渕上監督が「県体では2年連続、この大会では昨年、準優勝で悔しい思いをしていました。選手は主婦や仕事をしている人もいて、週1回しか練習が出来ませんが、来年も頑張って活動をしていきたい」。中島監督は「試合では先制をしましたが、1点差まで粘られましたものの勝利できました。チーム数が減っている現状がある中で、つないでいければと思います。この結果に満足せず、高みを目指していきたい」とそれぞれ述べた。日出中学校は、九州大会予選が控えている。
本田町長は「同じ日に2つの大会で日出町のチームが優勝して、うれしい。世界でもIOCが5年後の五輪でソフトボール競技を正式競技にするとしていて、めでたい。人気が高まると、皆さんのモチベーションも上がると思う」と激励した。