別府溝部学園高校の第16回文化祭

発表するライフデザインコース手芸部

 別府溝部学園高校(佐藤清信校長)は第16回文化祭を2、3日、同校体育館などで開催した。今年は4年ぶりに2日間の開催となった。
 今回のテーマは「おにぎり」。一粒一粒が集まり、おにぎりになっている姿を溝部学園の全校生徒が団結しあう姿に例えている。おのぎりの具は、各クラス、各部活、その他各団体の特徴を表している。
 初日の2日午前8時40分、開祭式が体育館で行われた。
 佐藤校長が「皆さんは懸命に準備してきたと思いますが、これまでの課程で、多くの人間が一つのことをまとめ上げていくことが、いかに困難であるかということを学んだと思います。これから先の人生に十分役立ててもらいたいと思います」とあいさつ。
 オープニングセレモニーとして動画が流れた後、登壇した実行委員らがダンスを披露し、会場は盛り上がった。
 山中奏音・文化祭実行委員長が「『がんばって』『ありがとう』『すごかった』など、多くの暖かい言葉が飛び交うことで皆さんのコミュニティが広がり、記憶に深く残り、これからの学校生活に活かせるような日になることを願っています」とあいさつし、文化祭がスタート。
 ステージ発表は、ライフデザインコース手芸部が「ウェルビーイング実現のための学び~私たちの未来のために~」、ボランティア部、看護専攻科2年生の症例発表、吹奏楽部演奏会、3年2組の「踊るギックリ腰と仲間たち」、書道部、ファッションショーなどがあった。
 文化の日の3日は午前9時30分からクラス展示を開始。食物科による模擬店なども行われた。