別府市日中友好協会が八仙人像清掃

会員が八仙人像キレイに掃除した

 別府市日中友好協会(会長・原田孝司県議)は5日午前10時、別府市と友好都市提携20周年記念で中国・山東省烟台市から贈られた「八仙人彫刻像」(幅2・2㍍、高さ1・7㍍、重さ10㌧)の清掃活動を行った。7人が参加。
 「八仙人」は、中国で広く伝わっている男性7人、女性1人の計8人の仙人のこと。悪人を懲らしめ、貧しい人を助けると言われ、多くの伝説が伝わっている。日本でいう「七福神」のようなものだという。鉄輪地獄地帯公園内の十万公園に設置されている。
 周辺にはべっぷ地獄めぐりがあり、多くの人の目にふれるため、毎年、会員が清掃活動を行っている。高圧洗浄機で汚れを落すと、布でていねいに拭いていった。通りかかった観光客も珍しそうに活動を見て、像の由来などについて興味深そうに見ていた。