別府市は、市営温泉の年末年始大掃除を27日午前9時、熱の湯温泉から始めた。12月28日の鉄輪むし湯まで、13施設で定休日などを活用して実施する。
熱の湯は、地域の人が中心に利用している施設で、土、日などは観光客も訪れる。委託された清掃業者が作業を行った。通常も清掃はしているが、機械を入れたり高い場所など普段はなかなか行き届かない隅々までキレイにした。
浴槽には、高圧洗浄機や電動式のブラシなどを使って、湯あかなどをていねいに落とした。
熱の湯は、施設前に別府市が管理する無料駐車場があるが、コインパーキングで有料化にするため、来年1月8日の夜から完全封鎖して9日から工事を実施する。これに伴い、工事期間中は休館とし、施設の改修工事を予定している。棚や下駄箱の改修、壁の塗装、トイレの洋式化、タイルの清掃、洗い場の床などの清掃、看板の改修、ひび割れなどの修理、すのこの交換、施設には掲示板がないため、新たに掲示板を設置するなど、短期間で出来る改修を行う予定。温泉課では「気持ちよく利用してもらえるようにしたい」としている。工事は1月末までを予定している。
また、市営温泉の一部では年末年始の営業時間等を変更する。鉄輪むし湯は、12月29日から1月3日までは午前7時半から午後6時(受付は午後5時半)。湯都ピア浜脇は1月2日の休館日は営業し、4日を臨時休館とする。
さらに、冬至の12月22日は竹瓦温泉、鉄輪むし湯、柴石温泉、浜田温泉、亀陽泉、不老泉、田の湯温泉、海門寺温泉、永石温泉、湯都ピア浜脇、浜脇温泉の11施設で「ゆず湯」を実施。1月1日から3日の間は、この11施設に加え、堀田温泉、芝居の湯で「ざぼん湯」を予定している。