帯状疱疹ワクチン助成など

 長野恭紘別府市長は27日午後1時半、定例記者会見を開いて、各種事業や議会への上程議案などについて説明した。
 12月の補正予算案は、一般会計16億1800万円(補正後の予算額644億800万円)、特別会計40億4190万円(同670億353万6千円)を上程予定。競輪事業の売上増が見込まれるため、事業収入3億3千万円を追加し、うち1億円をべっぷ未来共創基金、2億3千万円を財政調整基金にそれぞれ積み立てる。
 来年4月の市制施行100周年に向けて、記念式典やイベントの充実を図るため、実行委員会負担金を8911万1千円追加。また、障害児通所支援に要する経費として6716万円を計上。事業所数や支給決定者の増加などに伴い、扶助費を追加する。
 さらに、50歳以上の人を対象とする、帯状疱疹ワクチン予防費用の一部を助成するための経費3049万6千円を計上する。不活化ワクチン1回あたり1万円を705件分、生ワクチン1回当たり4千円を300件分見通している。
 その他、条例案、新湯治・ウェルネスツーリズム事業、住居表示などについても説明をした。