図書館でワークショップを実施

子どもたちがオススメの本でミニ本棚を作った

 別府市教育委員会は、新図書館等整備事業の一環で、子どもワークショップ・認定子ども司書フォローアップ講座「図書館を届ける」を23日午後5時半、別府市立図書館で開催した。
 子ども司書の活動を終了した人と活動中の子ども司書を対象に実施。小学生から高校生まで7人が参加した。これからも本と人を結ぶ活動を継続してもらうのが目的。
 はじめに、新しい図書館について説明を聞いた。引き続き、3班に分かれてグループワーク「ミニ本棚」づくりをした。別府公園に来る様々な人に向けて、図書館の活動や本を届けるための本棚づくりで、それぞれ2つずつ、テーマを決めて図書館の中から本を選んで飾った。子どもたちはテーマに沿って、みんなにどんな本を読んでもらいたいかを話し合い、飾る位置、見せ方、紹介文などを考えた。予定時間を超えても夢中になって本棚づくりに取り組んだ。
 分かりやすいようにポップを付けたり、あえて本を開いて中を見せるようにディスプレイしたりとそれぞれ工夫。「色の明るい大きな本を上に飾り目立たせた」「のんびり読める長編小説を選んだ」など特徴を紹介した。
 3班が作った本棚は、図書館に設置された。