第18回別府湯けむり学童軟式野球大会(別府市軟式野球連盟主催)がこのほど行われ、吉弘野球スポーツ少年団が優勝を飾った。
大会には16チームが出場し、トーナメント方式で試合が行われた。決勝戦は11月25日に野口原ソフトボールB球場で行われ、吉弘と別府大平山少年野球部が対戦した。
吉弘は1回裏、2番の阿部選手が打ったセカンドゴロが相手のエラーとなり、センターにボールが抜ける間に阿部選手が2塁に。続く3番の榎園選手がライトオーバーの本塁打で2点を先制。大平山は2回表に先頭打者が相手のエラーで出塁し、次の打者がライトゴロの間に2塁に進んだ。6番の渡邉選手がヒットで出塁して1、3塁とチャンスを掴むと、すかさず渡邉選手が盗塁をしてチャンスを広げた。8番の三浦選手がセンター前ヒットを放ち、2点を返して同点に追いついた。
5回裏に吉弘が1点を入れて逆転するも、6回表に大平山が相手のエラーや送りバントなどでランナーを2、3塁とすると、4番の山下選手がスクイズを成功させ、同点。スクイズをした山下選手もセーフとなり、5番藤由選手は申告敬遠で満塁に。6番渡邉選手がスクイズをして1塁アウトになる間に2人が生還して逆転に成功した。
しかし、6回裏に吉弘が粘りをみせ、連続ヒットなどで追いつくと、最後は4番谷口選手のヒットで3点目を入れて、サヨナラ勝ち。接戦を制した。3位は、境川少年野球部と春木川少年野球部だった。優勝した吉弘のメンバーは次のとおり(敬称略)。
【吉弘野球スポーツ少年団】▽代表=安部雅浩▽監督=丸田史明▽コーチ=阿部悠平、河野巨樹▽選手=曽我綾斗(主将)、河野碧、阿部朔久、山田陽翔、首藤宗柔、兒玉亘、吉野悠、河野湊、髙木蓮凰、赤星琥珀、能住桜士朗、西原悠真、大石健稀、仲石凛生、松田結翔、榎園朝陽、岡部蒼生、中西結愛