県高P連会長の和田氏に文部科学大臣表彰

長野市長に受賞を報告した和田会長(右)

 令和5年度文部科学大臣表彰PTA活動振興功労表彰を和田俊二大分県高等学校PTA連合会長(63)が受賞し、6日午後4時、市役所で長野恭紘別府市長に報告をした。
 和田会長は、旧南小学校の副会長、旧浜脇中学校、旧県立別府羽室台高校、旧県立別府青山高校、県立別府翔青高校のPTA会長などを歴任し、別府市PTA連合会長も2年間務めた。現在の県高P連会長は7年目。高P連会長として、コロナ禍に対応した活動のICT化や、PTA非加入の動きに対応して特別委員会を設置して取り組むなど、組織強化などに取り組んできた。25年にわたり、子どもたちのために活動をしてきた実績が認められた。今回の表彰は、PTA創立75周年に伴うもので、大分県からは1人。
 和田会長は「1998年からPTA活動に関わってきて、思いがけない表彰をいただきました。こんなに長くするとは思っていなかった。浜脇中学校の時には、父ちゃん会を作った。学校の統廃合などもあって大変でしたが、子どもにとって何が良いかということを考えて、活動をしてきました。これからも、このスタンスでやっていきたい」と話した。また、令和8年度には、別府市で全国高P連の大会を誘致し、約64年ぶりに大分県での開催に約8千人が参加予定であることも報告した。
 長野市長は「PTA活動をしていると、学校の中のことも地域のことも見えてくる。多様性が問われている時代でもある。これからも、子どもたちのためによろしくお願いします」とお祝いの言葉を述べた。